koko-yakkoのゲームブログ

好きなゲームの話を書きます。おそらくほぼポケモン絡みの話です。

【参考にならない】待望のサントラ到着!お気に入りのBGMを整理するぞ・剣盾編①

 

1.ようやく…!

先月・2月27日、待望の剣盾・アルセウス・SVのサントラセットがついに届いた!!

まず3つセットというだけでも圧巻だが、それぞれがCD4枚…SVに至っては6枚で構成されているのでさらにすごい。6枚…?

僕はあまりCDを買うということをしてこなかったので、これまでの人生で買った総数を上回る数のCDが突然増えた。


ポケセンで買った時の特典としてついてきたケースに収納してみた。

何と比べればいいか分からず、とりあえずバイオレットのケースと並べてみたが…横幅が同じくらいの大きさだ。

結局よく分かんないけどなんかすごいな。ブックオフのCDコーナーで見かけがちな、昔の名曲集のやつみたいだ。よく分かんないけど。

さっそく聞いていたのだが、剣盾分だけでも全部聞き終わるまでに普通に数日かかった。

ようやく剣盾を一通り聞いたので、~SMと同様にお気に入り曲を整理しつつあれこれ語っていくよ!


剣盾のジャケット。表側はやっぱりザシアンとザマゼンタ!


裏はウーラオスとバドレックス!鎧の孤島・冠の雪原の顔たちだ、いいね~。

中を開けると…。


CDにはガラルの御三家、ブックレットにはムゲンダイナが描かれている。

当然だけど、まさに剣盾って感じがするな…。


3枚目で最終進化、4枚目ではキョダイマックスの姿に!剣盾だし当然っちゃ当然だけど、なんか盲点を突かれた感じ。

ブックレットの裏面はガラル三鳥、これもまた予想外。


一通り外見を楽しんだところで、今回の曲選びのルールだが…剣盾に絞るわけだし、曲数も多いし…フィールド・戦闘・フリーの各部門ごとにベストスリーを考える感じでいこう!

収まりきるのか分からんが、ジムチャレンジならぬBGMチャレンジ、スタートだ!!


2.ガラルの3曲・フィールド編!

さて今回の剣盾だが…現状のシリーズの中で、僕が一番好きなのがこの剣盾!

ポケモンどまんなか」のキャッチコピーどおり、新たなポケモンと出会い、ジムを制覇し、チャンピオンを目指すという王道の流れに回帰し、さらに、その流れに挑む動機付けもしっかりなされているのでより没入感が高まる!

また、ポケモンのみならずキャラクターの魅力を描くことにもより一層力が入り、ジムリーダーは試験官的立ち位置に留まらず、打倒チャンピオンを目指すライバルでもあるという熱い設定。

また、ホップをはじめとする各ライバルたちの目標、思惑、挫折などなど…人間ドラマ的要素も見逃せないし、華々しいバトル大会の裏側で進む陰謀という物語の展開が少年心をくすぐる…あらゆる点で「どまんなか」を狙った清々しさが僕の心に深く突き刺さった。

そんな剣盾、まずはフィールド曲のベスト3を決めていくぞ!


第3位

3位は…フリーズ村!

DLC冠の雪原の拠点となる、雪に覆われた小さな村だ。

伝承が残る寂れた村…と聞くとなんだかワクワクしてしまうのだが、別に伝承に準えた物騒な事件が起きたりするわけではなく…まあ事件は起きたといえば起きたのだが…ここに残るのは伝説のポケモン達に関する伝承。

そんな設定を反映してか、全体的には静かで寂しい印象の曲ながら、どこか神秘的な雰囲気も漂う、落ち着きのあるBGMとなっている。

冠の雪原ではこの村に割と長居することになるので自然と印象に残るが、聞き飽きた…って感じがあんまりしない。この静かさが程よい塩梅なんだろうな。

熱いバトルが売りの剣盾だけど、街のBGMなんかは結構優しい感じの曲も多いのよね。


第2位

2位は…シュートスタジアム!

チャンピオントーナメント…最終決戦の舞台となる重要な場所だ。

一方でランクバトル選出時の曲といった印象も強く、どこかで途切れて戦闘曲に移るのでは…と身構えてしまう部分もあるが…。だいたい「デッデレッデ デッデレッデー」のあたりで選出が終わる感じかな…。

それも合わさって、戦い前の緊張感とか高揚感を味わえるBGM。冒頭の部分が聞こえただけでちょっとビクッとするというか、身が引き締まるよね…。


第1位

フィールド編1位は…ラテラルタウン!

個人的には鎧の孤島や冠の雪原から空を飛ぶで戻る時にここを選びがちだった気がして、それで印象に残っている部分も多い気がする。

壁画をはじめとして、古代の芸術品なんかが有名な街のようで…景観も合わさってこちらもどことなく寂しい感じのする街ではあるのだが。

笛の優しい感じの音色と弦楽器の何となく物悲しい感じの音色が上手く合わさり、なんだかノスタルジックな気分にさせてくれるお洒落なBGM。

やっぱり剣盾のフィールド曲は落ち着く系の曲が印象に残ってるな…バトル曲とのバランスだろうか。


3.ガラルの3曲・戦闘編

続いては剣盾の醍醐味、戦闘曲編だ!

ガラルにおいてポケモンバトルは「魅せる」ものであるという意識も強いためか、どの戦闘曲も聴くだけでめちゃくちゃ楽しく、テンションの上がる曲に仕上がっている。この中から3つ選ぶのは難しいよ…。


第3位

──ラストの ポケモン!? マジ? オリーヴ キレそうだわ!!

ということで…3位は戦闘!オリーヴ!!

バイオリン…でいいのかは分からないのだが、弦楽器の音色はオリーヴさんの優雅さにピッタリだが、イントロのあたりなど、時に甲高い音にもなるあたりがヒステリックな部分も同時に表現できていて実にオリーヴさんらしい。

ドラムだったりの緊張感ある不穏さも物語の展開とマッチしていてグッド。

僕は最初、バウタウンでローズさん&オリーヴさんと出会った時に流れる曲がオリーヴのテーマだと思っていて、それをバトル用にアレンジしたのがこの曲だと思っていたのだが…今回のサントラで、前者の曲名は「ローズ委員長」だと判明した。

つまりオリーヴさんはローズ委員長の曲を背負って戦闘に臨んでいたとも言えるわけで…どこまでもローズさんの思想に殉じようとする気概が熱い。

主従関係にときめくものを感じがちな僕としては、ここも高評価ポイントだ。

ちなみに、ランクバトルで負けがこんだ時には特にこの曲を設定して、不穏さを自ら演出したりしていたという思い出もある。


第2位

──こりゃあ 手ごわい 勝負になる! ぼくも ダイマックスを 使わねば

2位…ここで戦闘!ジムリーダーを使う!!

多くのトレーナーが衝撃を受けたであろうこの曲。もちろん僕もそうである。

ジムリーダーと対面し、無音に包まれた会話パートがあって、静かにお互い位置について…イントロと共にシームレスに戦闘に移行!

テクノ調の激しいテンポに、否が応でも戦いの緊張感と高揚感を感じずにはいられない。

合間合間にジムリーダーの台詞カットインを挟みつつ、最後の一匹前にはさらに激しくなったドラムロールが挟まり、観客のエールも追加されたダイマックスバトルに突入する…ポケモンの歴史がまた一つ動いたと思わされる、非常に熱いBGMとなっていて…感極まること間違いなし。

個人的にはダイマックス後のホイッスルみたいな音が気持ちよくてお気に入り。ピー!ピー!ピッピッピー!

正直この曲が1位でも全然文句無いくらいなのだが、戦闘演出と相まってこそ…という部分もありつつ、また、優勢時・劣勢時のメロディが含まれていなかったのが非常に惜しいポイントというところで2位に位置付けた。優勢時のぽっぴっぽっぽ~みたいなメロディも好きだったからね…。

とはいえ間違いなく名曲であり、今後もずっとお気に入りの曲であろう一曲。


第1位

──的確に 弱点 ついてさァ! 効果バツグン マシーン かよ!

ここでジムリーダー戦を抑えて1位に輝くのは…戦闘!クララ!!

ブックレットの解説にもそれらしいことが書いてあったのだが、クララ(とセイボリー)はあの強烈な個性を初対面からすでに隠し切れていない…というのが表現されているようだ。

確かに、イントロだけは綺麗でミステリアス…といった印象を受けなくもないが、すぐにみょんみょんと毒々しいメロディが混ざりだすあたり、まさにその通り。

それでいて嫌な感じがしないのも、クララの憎めないキャラクター性に合っている。

55秒あたりの、「ズンチャッ ズンチャッ ズンズンズンズン!!」というドラムの盛り上がりポイントが気持ちよくてお気に入り。

なお、僕は最初にシールドを購入したのだが、後にソードも買い足している。

ソード限定のポケモンが欲しかったというのもその通りだが、ソード版を買った人の動画を見る機会があり、そこで流れていたクララの曲に惹かれた部分も大きい。それくらい好きな一曲だ。

クララというキャラクターも面白くて魅力的である。

謎に豊富かつ独特な語彙、やりたい放題の奔放さ、どこか残念さの漂う美人さん、でも根は純粋で優しいお姉さん…といった盛りだくさんのキャラクター性がどれもこれも僕にクリティカルヒットしたわけだが、こんな逸材は後にも先にも出てこな…

なるほどねえ…。


4.語りすぎた

できれば1回で納めたかったのだが、あまりにも色々語りすぎてこの時点で文字数がまあまあ重い事になってしまったので、フリー編は次回に回そうと思う。

このテンションでSVまで書ききることができるか不安になってきた。

そもそもまだ聞き終えてもいないし。だってとんでもないボリュームなんだもの。