1.急げ!
2月27日…ポケモンプレゼンツの放送があったり、待ちに待ったサントラが届いたりと盛りだくさんの日だった…。
今年からポケモンスリープが加わって楽しみが増えたり、ポケカのアプリもなんか楽しそうだし、噂だけは存在していたZがここで、しかもレジェンズとして復活したりとどれもこれも続報が待ち遠しくなるばかり。
サントラも聴いてはいるのだが、予想以上のボリュームゆえまだ剣盾の分さえ聞き終われていない。今まで持っていたCDの枚数をゆうに超える数のCDが1日でやってきた。
そんな感じでポケモンの波に飲まれていたが…なんか忘れてるような…。
あっこれだ!
少し前から色証集めにハマりだし、シングルで色証ポケモンの登場シーンを眺めるのを楽しんでいたばかりに、ダブルバトルが疎かになっていた…。
しかしこちらには心強い秘策がある…上がらせてもらうぞ!
2.美しさで勝負
僕がダブルバトルに向けて用意していた秘策…それは…。
色違いのロコン!
剣盾から連れてきたドリボロコンを親に、先月、国際孵化でA0の色違いロコンをひっそりと粘っておいた。
あざといねえ…。
可愛いねえ…!
あざとくて可愛いねえ!!
そんな可愛さの塊であるロコンに炎の石を使う事で…!
う…美しい…!
とんでもない美しさ、色違いキュウコンが誕生だ!
おとなしくて物音に敏感な銀色のお狐様だよ…!
現在のランクマで言えばカイリュー連撃ウーラオス暁ガチグマパオジアンくらいの破壊力のあるワードの羅列。
ああ美しい。
毛並みの質感までばっちり伝わってくる。
寝ていても美しい…いや寝ているからこそ美しいのか…?
どんな角度からでもいけちゃう。この角度だとちょっと可愛らしさが増すな…。
こんなに神秘的なのに無邪気にはしゃいだりもする。
この可愛らしさの破壊力、ランクマでいえばオーガポンのツタこんぼうといったところか。
しかし、色違いキュウコンの恐ろしさはここでは終わらない。
「とおいむかしの」というリボンを獲得することができる!
この魅力、ランクマでいえばハバタクカミか。先述のワードと合わせ、1匹で最強のテンプレパーティを体現している。
この最強のキュウコンから始めて、僕が組んだ今月のダブル攻略用パーティがこちら!
晴れパーティ!
日照りから古代活性と葉緑素を発動させて戦っていき、ロトムはどうしてもキュウコンが出せそうにない時などに出す。
ヒスイドレディアのはなふぶきは味方を巻き込む全体攻撃だが、そこにそうしょくヌメルゴンを合わせるのが思いのほか強いというのもあり、この2体を並べるのを狙っていきたい。
あとはワイドブレイカーという技がやっぱり便利。戻ってきてくれてよかった。
そしてこれは晴れパーティかつ、美しさも大事にしているパーティということで…。
ヒスイドレディアの色違いも厳選したぞ!
原種のドレディアのようなカラーリングになったことで、原種とリージョンフォームの姿の違いが際立つ感じ。
うーん美しい。でも通常色のピンク色もそれはそれで華憐でいいよね…。
ただ、色違いの腕の葉っぱ、綺麗な色だな…素晴らしいグラデーションだ。
葉脈みたいなのもしっかり表現されていて驚き。こだわってるな~。
そして後頭部ってこんな感じだったんだ。
3.いざ実戦!
基本的に初手にはこの2匹を出すことが多かった。
どうしても猫騙しを受けたくないので最初はゴーストタイプで攻めたいし、初手で威嚇を受けると僕のテンションも一緒に下がるので特殊アタッカーで攻めたい。
そしてヒスイドレディアの登場だ!
専用技・しょうりのまいを積んでからの…!
はなふぶき!
なお巻き込まれているように見えるが、キュウコンはしっかりと守るを選択している。
この演出みたいなのはもうこのままでいくのかな…?
はなふぶき!!
草食ヌメルゴンとのコンボが成立したが、やはりダメージを受けているように見えてしまう。
草テラスタルで頭の花がさらに豪華に成長した感じになる。可愛い。
ヌメルゴンのテラスタイプはステラを選択!
初めて使ったのだが、直後にインファイトの直撃を受けて沈んでしまったので、僕は未だにステラの力を体感できてはいない。
シングルでステラハバタクカミを使われたことは何回もあるんだけどね…。
しかし、晴れパの快進撃は続き…。
6勝2敗で今月も無事にマスボ級に到達!
なかなかいい感じなんじゃないか?
4.キュウコンの強みとは
最終的なパーティはこうなった。
途中、ウガツホムラをあまり選出できていないと感じたのでウネルミナモに変更。
しかしミナモもそこまで出せたわけではないので…この1枠は結構難しい。今後も色々試せそうだ。
また、最初はキュウコンの努力値をHPと素早さに振っていたのだが、特攻と素早さに振り直し、木炭を持たせて火力を重視したところ随分とやりやすくなったように感じた。
やはりダブルでは攻めが大切!
なお、晴れパの主軸としてはコータスを採用するタイプもある。
その構築ならばドレディアにおさきにどうぞを覚えさせ、コータスの噴火をぶっ放すという戦術をとる事もできるため、幅が広がって良いという意見もありそうだ。
しかし、雨パと戦う時にはキュウコンならではの強みが光る。
こちらが日照りを発動したとして、相手が雨パならペリッパーやニョロトノを出す、トルネロスで雨乞いをするなどして、喜々として天候を雨に変えてくるだろう。
しかしキュウコンは狐のポケモン。狐と晴れと雨。これが何を意味するかはもう分かるはずだ。
そう──狐の嫁入り。空は晴れているのに雨が降る現象を我々はそう表現する。
なぜそう呼ばれるのかには諸説あるようだが、狐の人を化かす神秘的な力に基づいているものが多い模様。
すなわち、キュウコン入りの晴れパに雨をぶつけることは、「遠い昔のキュウコン」の神秘性を強調する行為に他ならない。
相手がこれに気付かず雨を降らせてしまえば、こちらのパーティの魅力はむしろ増すことになるし、気付いてしまった相手は雨パとしての戦術を封印せねばならず、動きが大幅に制限される。
どちらを選んだとしても、こちらに利がある結果に終わってしまうのだ。狐につままれるとはまさにこのことか。
以上のように、キュウコン主軸の晴れパには潜在的に雨パを無力化する力が備わっているという点で、コータス主軸の晴れパとは別の角度の強みがあることが分かってもらえたと思う。
他にも、キュウコンは元から素早く、サポート無しでも上から攻撃を仕掛けやすいとかそういう強みもあるらしいが、上記に比べたら些末なことである。